しつこさ

ネットを徘徊していたら「web 進化論」の梅田望夫氏の「My Life Between Silicon Valley and Japan」というサイトの「お金のリテラシー、「路頭に迷う」、「向き不向き」「好き」と競争力の関係」」というエントリーで実に共感できる1文に出会った。

この一連のエントリーを書いた背景の問題意識に、人それぞれの「向き不向き」「好き」「傾向」と「競争力」の関係という問題がある。「自分に向いたこと、自分が好きなことをしているからこそ、長くそのことを継続でき(我慢するんじゃなくて)、その継続が力となり、競争力になる、よってサバイバルできる確率が上がる」ということを強く確信しているからだ。

俺は子どもの時から、そして今でも周囲から「あんたはしつこいね」と言われてきた。自分の経験上からも、なにかがある程度モノになるかどうかは才能や資質による所も大きいとは思うのだが、「しつこさ」というのも極めて重要な要素ではないかと思う。そして梅田氏の言う通り、「好きでなければ継続しない、継続しなけりゃ成長しない、成長しなけりゃ競争に勝てない」のだ。

うちの息子のウェブサイトもなかなか上手いと思うのだが、なにしろ幼稚園児の頃から絵や漫画を描いては人に見せるのが好きだったので、ああいうしつこい人には勝てないな、と本当に思う。

そんな訳で俺もウクレレをしつこく弾くのだ。「好きを貫く」っていうのはなかなか難しいもんですな。